比嘉太郎 – Taro Higa –
総合福祉サービス ふくしのきずな代表。作業療法士。
1968年生まれ、通所リハビリテーション施設で働きながら、専門学校で講師として精力的に活動した後、独立。人材育成にも力を入れている。
メッセージ
作業療法士とはリハビリを指導する資格のひとつ。
私は通所リハビリテーションで働く中で、好きなことをあきらめている方にたくさん出会いました。一方で、障がいがあってもやりたいことに一緒にチャレンジして実現できた方もいました。
「これまでの人生で行ってきたこと・現在行っていること・これから行っていきたいこと」に焦点を当てて、その実現を支援させていただくのが作業療法です。障がいを治すという考え方ではなく、人生を取り戻すことが重要だと思います。
三線奏者の方が脳卒中後右片麻痺になり右手が思うように動かせなくなりましたが、その方は猛練習して今では片手で素晴らしい音色を奏でます。マラソンが好きだった方が脳卒中によって走れなくなってしまいましたが、車椅子マラソンを知っていきがいを取り戻しました。
そこには「孫に自分との思い出を残したい」「もう一度、自分自身へ挑戦したい」「同じような障がいを持った方を勇気づけたい」などの想いがありました。その前向きな姿は、ご家族の笑顔も取り戻したのです。奥さんが「昔のお父さんの顔だった」と嬉しそうに教えてくれたのが忘れられません。
私は、たとえ障がいがあっても、「やりたいことをする・自分らしく生きる」ことこそが、健康な状態だと思います。なぜやりたいのか、その意味に焦点をあてることで、たとえやり方は変わっても自分らしさは取り戻せると教えられたのです。作業療法やその他の専門知識と技術を活かしてお手伝いしていこうと思いました。
そしてデイサービスを開設
「やりたいこと」を実現するデイサービスをつくり、地域住民のみなさまの いきがいあふれる人生を支援するため、2011年に作業療法士を中心とした「デイサービスきずな」を開設しました。
私は、このようなデイサービスを各自治体に設置、自治体と連携し、地域住民のみなさまのきずなあふれる人生づくりを支援していきたいと考えています。このような視点を地域住民のみなさまに持っていただくことによって、より健康な人生を歩むことが出来る、つまり介護予防につながると考えています。
地域に密着、連携したきずなあふれるまちづくりを進めていくのは、私ひとりでは実現できません。きずなサポーター(地域で活躍することができる作業療法士)を育てる塾を開設して人材を育成・仲間を増やしていく予定です。
・作業療法士
・AMPS認定評価者
・PCTプラス式コーチングトレーニングコース 修了
・総合福祉サービス ふくしのきずな代表